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2021.10.25

暗所での撮影②

暗所での撮影①の続きです

 

前回、長時間露光モードにすることで

暗所撮影が可能というブログを書きました。

(そのときのブログはこちら→「暗所での撮影①」)

 

今回は、他のカスタムで暗所撮影を行った例をご紹介します☆

 

まずは、H-S0UM01G2で部屋の明るさMAX(約550ルクス)で撮影したとき

このようになります

 

 

そして、部屋の電気を消すとこうなります

小さな窓があるのでそこから少し光が入っています。

肉眼だと、辛うじてどこに何があるか見えるくらいです。

カメラでも、少しだけ写ってますね。

この部屋でだいたい、0.5ルクスです。

 

この状態で、LEDカスタムタイプを使用して

LEDオンで撮影すると…

 

 

見えました!!

くっきり、とまではいきませんが

どこに何があるかは分かる程度ですね。

被写体までの距離がある場合はLEDだけでは光量が足りないようなので

これにさらに長時間露光モードを組み合わせてみましょう。

 

 

おお~!くっきりです。

 

LEDだけでは色味が分かりにくかったですが

長時間露光モードを組み合わせることで

発色も良くなっていますね。

 

ちなみにこの状態で、LEDを消して長時間露光モードのみにすると…

 

 

LEDだけのときよりは、くっきりと見えていますね。

 

でも長時間露光モードは動く被写体には向かないので

今回のように被写体が動かないもののときは

長時間露光モードでも大丈夫ですが

被写体が動くものの時はLEDがおすすめです。

 

動く被写体に対して

もっとくっきり、はっきり撮影したい場合は

赤外線LEDがおすすめです。

 

先ほどの状態で、LEDを赤外線LEDに変更して

レンズはIRカットフィルターなしのタイプに変えてみましょう。

 

すると…

 

 

フレームレートは通常時の30fpsを維持したまま、どこに何があるのか

くっきりと分かるレベルで撮影ができます。

デメリットは、色味が肉眼で見るときと異なることですが

この方法であれば、真っ暗な場所でも撮影が可能です!

身近な場所で言うと、防犯カメラに使われているのがこの方法です。

 

IRカットフィルターなし+赤外線LEDのタイプについては

次回詳しくご紹介します☆

 

このように、使用環境に応じて

最適なカスタムをご提案させていただきます。

 

無償貸出も行っておりますので

ご購入の前にお試しいただくことも可能です!

 

ぜひ一度お問い合わせください(^^)